昨今、日本のビジネスシーンで社内表彰が一般的に浸透しています。
社内表彰は元々、外国では盛んに行われていました。
外資系の増加と共に日本でも、素敵な表彰文化を取り入れる企業が増えてきました。
社内表彰の目的は企業目標達成には欠かせない社員のモチベーション向上です。
金銭面を始めとした待遇面は、とても重要です。しかし、そこだけではカバーできない部分を補うのが、社内表彰です。
待遇面がアップだけでは残りにくい記憶を記録、カタチにして残すことが社内表彰の大きな役割です。
社内表彰3つのメリット
社内表彰には、大きく分けて3つのメリットがあるんです。
①企業の目指す方向を見える化! ②社内の団結力アップ! ③社員のモチベーションアップ!
それぞれを説明すると、
①企業の目指す方向を見える化!
社内表彰は企業独自に、その表彰対象や条件を決めることができます。
つまり、企業の目指す方向を社内表彰に反映すれば、企業の目指す方向を社内全体で共有出来るのです。
社内表彰のガイドラインが企業の理念や運営方針に沿った内容だと理解が深まりやすくなります。
また、社内表彰のガイドラインや選考基準がしっかりすることで、社員も目指す方向性の理解やその目標の達成へのロードマップが立てやすくなります。
言葉だけでは伝わりにくい企業の目指す方向が社内表彰を用いれば、違う角度から伝えることが可能なのです。
この時のポイントが、営業職の様に数字化しやすい業務以外の部署に目を向けることです。
つまり事務職などの数字化しにくい業務の社員も対象にするのです。
なぜなら、表彰対象の一部の人だけのモチベーションが上がるということは、不公平を生み、不満の原因となりうるからです。
とは言っても、複数の業務も異なる全社員を対象にした表彰は難しいと思います。
そんな時は、賞を複数用意し、それぞれの章に表彰ガイドラインを設定することで、問題解決できます。
企業が設定した目指す方向を社員も目指す。
表彰制度の考え方一つで、その様な企業態勢を作ることができることも社内表彰の一つのメリットなのです。
②社内の団結力アップ!
社内表彰にも様々な種類があります。
営業表彰、目標達成表彰や物流業界などでは無事故表彰などもあります。
その複数ある社内表彰の中で大切なのは、「誰」を表彰するかです。
個人表彰からチーム表彰、部署表彰まで様々なケースがあります。
その中でチーム表彰や部署表彰といった複数人が対象となる表彰においては、団結力が求められます。
なぜなら、一人の力では達成困難な事柄をチームや部署で達成するからです。そのためには団結力が不可欠です。
目指す方向に向けて、チームで行動を始めると、社員間に協力が自ずと生まれ、チーム内、ひいては社内の団結力がアップします。
チームで目標を達成したという達成感と共に、その功績をカタチにし、社内表彰することで新たな喜びや団結力へと結びつきます。
③社員のモチベーションアップ!
社員にとって表彰とは会社から認められる名誉あることです。
努力して出した結果が会社に認められ、承認欲求を満たします。
もちろん、金銭面を始めとした待遇面の良化はとても大切なので、合わせて行うべきだと思います。
しかし、それだけでは時が経つとその時の気持ちは薄れていってしまいます。
待遇面の良化は細分化が難しく、記憶として残すのが難しいためです。
その代わりに気持ちを思い出す役割を果たしてくれるのが、自分の名前が刻まれたトロフィーや盾といった社内表彰記念品なのです。
社内表彰と共に社内表彰記念品を渡すことで、その時の功績がカタチとして残り、記憶を思い出すための役割を果たすのです。
社内表彰時の感動や喜びが思い出されることで、社員のモチベーションアップへとつながります。
モチベーションは、社員にとって前へと向かう力です。
前へと向かう力とは、結果を出し続け、成長し続ける上で会社・個人問わず不可欠な要素なのです。
企業にとって表彰とは、功績を讃えると同時に企業目標を達成するために前向きなモチベーション管理の取組みであり、社員と共に成長し続ける企業をつくり出すのです。
そして、社内表彰は、営業表彰を始めとして色々な表彰に細分化されます。
福利厚生や社内制度と同じ様に、企業の色を出すことのできる表彰文化が社内表彰なのです。
作るを知るでは、そういった社内表彰のカタチなども紹介しています。
ぜひ、ご覧いただければ幸いです。
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