初めての表彰担当者様必見! -表彰盾の文言基本ルール-
表彰盾や表彰状の文言の基本ルールを紹介致します。
本ページはガラス製の表彰盾に入れる文言を前提にしたルールですが、紙の表彰状にも応用出来ます。
ルールと言っても、必ず守らなければならないという決まりではないため、参考程度にしていただければ幸いです。
1.文字数
文言作成の際、必要最低限の情報のみにする事がお奨めです。
短くすることで、デザインのしやすさの向上や受賞者名などの重要情報が引き立つためです。
盾のサイズや名入範囲によっても多少異なりますが、本文を多くても100文字前後を目安に作成することでバランスが取れます。
また、文字(フォント)のサイズも大きく出来るため、受賞者が読み易くなります。
2.必要な内容
表彰盾作成の際に、一般的に必要な情報は下記の通りです。
・表題【表題/賞名】・受賞者名【会社名(組織名・団体名)/肩書/受賞者名】
・本文
・日付【年月日】
・贈呈者名【会社名(組織名・団体名)/肩書/贈呈者名(代表者名)】

それぞれの詳細を解説します。
・表題【表題/賞名】
表彰盾における顔とも言える部分です。そのため、誰でも一目で理解出来る表題を付けます。
一般的に「表彰状」「感謝状」と表題を目立つ様に記載します。
賞名がある場合は、その下に「社長賞」「トップセールス」等と入れるケースが多いです。
その際は表題の文字を大きく、賞名の文字を少し小さくすることでバランスが取れます。
ですが、表彰盾の場合は表題をカットし、賞名をメインに持ってくる手法も流行っております。
・受賞者名【会社名(組織名・団体名)/肩書/受賞者名】
一般的には受賞者名の後に敬称を付けます。
受賞者の名前の後に「殿」を付けます。個人の表彰の場合「様」でも問題ありません。
ただし、免許証・免状や卒業証書等では、敬称は付けない事が多いです。
また、会社名、肩書は必須ではありません。
・本文
本文・主文は、なるべく短く区切り、簡潔に書くことがお奨めです。
そのためにはまず、本文で伝えたいメッセージを明確にする必要があります。
本文の書き出しは、個人の場合「貴殿」や「あなた」等、団体の場合「貴社」や「貴店」や「貴校」等を用いるのが一般的です。
内容としては、「なぜ賞するか」や「何を賞するか」をメインにします。
また、改行の際は助動詞(「は」「に」「を」等)が行頭に来ないように注意が必要です。
横書きの場合は、左揃えもしくはセンター揃えにする事でバランスが取れます。
縦書きの場合は、上揃えにします。
関連記事:表彰状に句読点を付けない2つの理由
・日付【年月日】
一般的には表彰式やイベントが行われた日付(実地日)を年月日(和暦)を漢数字もしくは数字で記載します。
西暦でも問題ありません。
縦書きの場合は和暦+漢数字が一般的です。
もしも、表彰式やイベントの実施日と授与日が異なる場合は、実施日を記載します。
実施日が定まらない場合は、平成30年2月吉日のように日を「吉日」としたり、年月のみ記載でも問題ありません。
・贈呈者名【会社名(組織名・団体名)/肩書/贈呈者名(代表者名)】
団体より贈呈する場合、代表者名を記載するのが一般的です。
表彰状代では馴染みある社印については、ガラス製の盾の場合は入れないケースが殆どです。
★お奨めポイント★
贈呈者の直筆のサインを入れると、格式が上がって見えます。
入稿時やデザイン作成時は、スキャンして貼り付けることができます。
3.記載場所と文字サイズ
それぞれ下記の順が基本となります。
文字サイズはデザインや文言の多さに応じて変更してください。
記載場所:【上】表題→受賞者名→本文→日付→贈呈者名【下】
文字サイズ:【大】表題>受賞者名>贈呈者名≧本文≧日付【小】
その他、具体的な文言や文例につきましては、文言・文例集をご参照ください。
関連タグ:#表彰記念品 #表彰文化 #表彰状 #文言 #お役立ち #表彰の疑問 #レイアウト #初めての表彰記念品担当者様必見
作るを知る コンテンツ一覧