記念品や贈答品で使用する内のし(熨斗)と外のし(熨斗)の違いは?
表彰記念品はもちろんのこと、お中元・お歳暮などの贈答品に熨斗(正式には熨斗紙)を付けてお渡しする機会もあると思います。
そんな時に少し気になるのが、内のし(熨斗)と外のし(熨斗)です。
今回の記事では
「内のしと外のしって何?」
「内のしと外のしは、どのように使い分けるの?」
という疑問にお答えします。
表彰記念品に始まり、周年記念品や創業記念品、退職記念品、その他の記念品や贈答品で熨斗を付けることを検討してる方は、ぜひご覧いただければ幸いです。
まず、それぞれの疑問にお答えする前に前提をお伝えします。
一般的に”内のし”と”外のし”を考えるケースは、包装(ラッピング)したケースが殆どとなります。
このことを前提に記事を読み進めていただければ幸いです。
★”内のし”と”外のし”とは?
○内のし=受け取った際にのし(熨斗)が見えない状態
内のしは、包装紙(ラッピング)の下にのしを付けることを言います。
化粧箱や箱などに直接のしを付けてから、包装(ラッピング)をします。
○外のし=受け取った際にのし(熨斗)が見える状態
外のしは、包装紙(ラッピング)の上からのしを付けます。
化粧箱や箱などに包装(ラッピング)をした後に、のしを付けます。
つまり、包装紙(ラッピング)の内側か外側かの違いとも言えます。
★”内のし”と”外のし”の使い分け方
○内のし
一般的には、お相手の手元に届く前にのし(熨斗)が傷つくことを防止したい時に使います。
例えば、表彰記念品(表彰トロフィーや周年記念品など)や贈答品を配送する場合などは、配送中や取り出す際にのしが切れたりすることを防止する際に選びます。
弊社で表彰記念品を製作する場合は、箱の破損防止用のスリーブ(厚紙)をサービスで付けております。
ただし、それでも心配な場合は内のしを選ばれるケースが多いです。
○外のし
一般的には、取引先や社員など直接お会いして手渡しする時に外のしをつけることが多いです。
手渡しするため、のしが傷つく可能性も低く、渡す際に見栄えが良いためです。
上記は一般的な使い方を説明しているため、状況などに応じてお選びいただく際のご参考程度に考えていただければ幸いです。
また、包装しないで化粧箱や箱に直接のし(熨斗)だけを付けるケースもあります。
さらには、熨斗・包装しないケースも近年増えてきております。
その背景には、SDGsへの意識から少しでも紙の廃棄を減らすという気持ちからという理由もある様です。
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