今回は、周年記念品にまつわるお礼状について、例文をご紹介します。
主に
・周年記念品を贈る際に添えるお礼状(周年記念品を贈る側)
・周年記念品を受け取った際に送るお礼状(周年記念品を受け取った側)
の例文となります。
さらにコピー&ペーストをして◯◯となっている空白を埋めていただければ、そのまま【周年記念品に添えるお礼状】や【周年記念品受け取った際に送るお礼状】としてご使用いただけるテンプレートも用意しました。
ぜひご自由にお使いください。
周年記念品を贈る際に添えるお礼状とは?(周年記念品を贈る側)
周年記念品と一緒に添えるお礼状のことを指します。
直接持参しない場合などにお礼状を添えたり、郵送で送ったりすることがあります。
直接言葉で伝えられない時に、「周年を無事迎えられた感謝」をお伝えする目的で用いられます。
手紙と同様で紙に印刷したものが一般的です。
周年記念品を受け取った際に送るお礼状とは?(周年記念品を受け取った側)
その名の通り、周年記念品を受け取った際にお礼の気持ちを伝えるためのお礼状のことを指します。
直接言葉で伝えられない時に、「周年記念品を受け取った感謝」を伝える目的で用いられます。
お互いに気をつかいすぎてしまうことを防ぐためにメールでお伝えすることが多い様です。
しかし、中には手紙の様な形で紙に印刷したものをお送りするケースもあります。
ビジネス文書のマナー
●頭語と結語
頭語「拝啓」 結語「敬具」
さらに儀礼的にする場合:頭語「謹啓」 結語「敬白」
●時候のあいさつ
1月:新春の候
2月:立春の候
3月:早春の候
4月:陽春の候
5月:新緑の候
6月:梅雨の候
7月:盛夏の候
8月:炎暑の候
9月:初秋の候
10月:秋冷の候
11月:晩秋の候
12月:初冬の候
1年を通して:時下
●お相手の発展や健康を喜ぶ言葉
お相手が団体の場合:ご発展 ご繁栄 ご隆昌 ご隆盛 など
お相手が個人の場合:ご清栄 ご清祥 ご健勝 など
空白を埋めるだけテンプレート(周年記念品のお礼状の例文)
コピー&ペーストをして、◯◯となっている空白を埋めるだけで、周年記念品のお礼状としてご使用いただけます。
ぜひご活用いただければ幸いです。
青文字になってる部分、「〇〇の候」については、上記「時候のあいさつ」より適したものをお選びください。
周年記念品を贈る際に添えるお礼状(周年記念品を贈る側)のテンプレート
謹啓 〇〇の候、貴社におかれましては、ますますご発展のこととお慶び申し上げます。 平素は、格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 さて、このたび弊社は◯◯年◯月◯日をもって創立◯◯周年を迎えることとなりました。 これもひとえに皆様方の温かいご支援とご愛顧の賜物と深く感謝申し上げます。 これからも従業員一同、皆様のご期待に添えますよう業務に精励してまいる所存でございます。 今後とも末永いご支援、ご鞭撻を賜りますよう謹んでお願い申し上げます。 なお、感謝の気持ちとしまして、ささやかではございますが、弊社創立◯◯周年の記念品を送付させていただきました。ご笑納くだされば幸いでございます。 略式ではございますが、書面をもちまして創立◯◯周年のご挨拶を申し上げます。 敬白 ◯◯年◯月 株式会社◯◯ 代表取締役 ◯◯ ◯◯ |
周年記念品を贈る際に添えるお礼状とは?(周年記念品を贈る側)
①手紙の場合
青文字になってる部分、「〇〇の候」については、上記「時候のあいさつ」より適したものをお選びください。
謹啓 〇〇の候、貴社におかれましては、ますますご発展のこととお慶び申し上げます。 平素は、格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 さて、このたびは貴社の輝かしい創立◯◯周年を記念し、ご鄭重なるお品を頂戴いたし有難う御座いました。 末筆にて失礼ながら、貴社の更なるご発展と末永いお取引を祈念申し上げます。 敬白 ◯◯年◯月 株式会社◯◯ 代表取締役 ◯◯ ◯◯ |
②メールの場合
青文字になってる部分、「冒頭のご挨拶」や「署名」については、いつもお使いいただいているご挨拶(例:◯◯様 いつも大変お世話になっております。株式会社◯◯の◯◯です。)や、署名で問題ございません。
なお、記念楯やオーナメント等の置物を受け取ったことを想定したテンプレートとなります。
状況に応じて、変更してご使用ください。
謹啓 冒頭のご挨拶 さて、このたびは貴社創立◯◯周年記念品をご寄贈賜り、厚くお礼申し上げます。 素晴らしい周年記念品でございますので、早速◯◯に飾り、貴社のご発展にあやかりたいものと存じている次第であります。 貴社の更なるご発展と末永いお取引を祈念申し上げます。 まずは略儀ながら書中をもって、ご祝詞かたがたにお礼申し上げます。 署名 |
応用する際に気をつけること
周年記念を祝う文書のため、不吉な言葉や忌み言葉を使わないことが大切です。
「忌み言葉」とは縁起が悪い言葉のことを指します。
例えば、周年企業の場合「倒れる」や「失う」、「廃れる」などです。
マイナスな印象を与えるだけでなく、人によっては不快な印象を受けてしまうため、気をつける必要があります。
関連タグ:#お役立ち #テンプレート #周年記念品
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